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LINE、ECやメディアなどに投資する新ファンド設立
LINEは、ECや決済、メディアなどのサービスを展開する事業者を対象とした投資ファンド「LINE Life Global Gateway」を設立する。
LINEは2月9日、ECや決済、メディアなどのサービスを展開する事業者を対象とした投資ファンド「LINE Life Global Gateway」を設立すると発表した。LINEプラットフォーム事業のさらなる拡大が目的としている。
傘下のLINE Venturesが運営するファンドで、予定投資規模は約50億円、運用期間は10年間。主にO2O(Online to Offline)、EC、決済、メディア、エンターテインメント領域の事業者に投資する。各事業者を資金面で支援し、LINEと連携させることで、LINEを核とした周辺サービスの拡充を図り、LINEがグローバルプラットフォームとしてさらに飛躍するための基盤を築くとしている。
LINE Venturesは昨年、国内のゲームコンテンツへの投資を目的としたゲームファンド「LINE Game Global Gateway」を設立。第1弾として、対戦型知的ゲーム「BrainWars」を運営するトランスリミットに投資している。
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