ニュース
MicrosoftのWebコンテンツ作成ツール「Sway」で共同編集が可能に
Microsoftがオンライン版Officeスイートのβアプリとして提供しているWebコンテンツ作成ツール「Sway」に共同編集とコンテンツコピー機能が追加された。
米Microsoftは4月2日(現地時間)、β提供中のコンテンツ作成ツール「Sway」に共同編集機能と複製機能を追加したと発表した。
Swayは、同社が昨年10月、Officeスイートの新アプリとして公開した。Webデザインの知識がなくてもWebコンテンツを作成でき、完成した作品「Sway」はクラウド上に保存されて一意のURLが割り当てられ、TwitterやFacebookで共有したり、Webページにエンベッドできる。
今回のアップデートで、WordやExcelと同様にリアルタイムの共同編集が可能になった。Swayの製作者は右上の「Share」をクリックして表示されるメニューで人を追加するアイコンをクリックし、表示されるURLを共同編集したい相手に送る。
共同編集できるようにしたSwayでは、誰が編集中であるかが表示される。同じ部分を複数のメンバーが編集した場合、最後の編集が反映される。Swayの製作者は、共同編集するメンバーの追加や削除ができる。
Swayの複製は、ユーザーからのリクエストが多かった機能。月報などの定型文書のテンプレートのような使い方ができる。My Swayに並ぶサムネイルの右上の「…」をクリックすると共有/コピー/削除のアイコンが表示されるので、コピーをクリックすればいい。
Swayはまだβ版だが、こちらからMicrosoftアカウントでサインインして使うことができる。
関連記事
- Microsoft、コンテンツ制作ツール「Office Sway」発表
Microsoftが、Officeスイートの新ツール「Sway」を発表した。“Webファースト”なコンテンツ「Sway」を簡単に制作できるマルチプラットフォームのツールとしており、まずは招待制のプレビュープログラムがスタートした。 - Adobe、iPad向けWebコンテンツ作成アプリ「Slate」を公開
「Adobe Slate」は、Web製作の知識がなくても画像やリンクボタン付きのインタラクティブなWebコンテンツを作成できるiPadアプリ。完成したコンテンツはURLで共有できる。 - Microsoft、iPhone/Android向けスキャンアプリ「Office Lens」公開
名刺やホワイトボードを撮影し、OCRで文書として保存できるMicrosoftの「Office Lens」のiPhone版と、Android版プレビューが公開された。取り込んだコンテンツはOneNoteやWord、PDFとしてOneDrive上に保存したりメールに添付したりできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.