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Adobe、iPad向けWebコンテンツ作成アプリ「Slate」を公開
「Adobe Slate」は、Web製作の知識がなくても画像やリンクボタン付きのインタラクティブなWebコンテンツを作成できるiPadアプリ。完成したコンテンツはURLで共有できる。
米Adobe Systemsは4月2日(現地時間)、iPad向けの無料Webコンテンツ作成アプリ「Adobe Slate」を米AppleのApp Storeで公開した。Adobe IDあるいはFacebookアカウントでログインして利用する。
Slateは、Webページ作成の知識がなくてもインタラクティブなWebコンテンツ(Slate)を作成できるアプリ。アプリを起動して「Create a New Story」をタップし、タイトル(とサブタイトル)を入力して写真やテキスト、リンク付きボタンなどを配置していくだけでSlateができる。現在英語版のみだが、日本語も入力/表示できる。
完成したSlateはAdobeのクラウドに保存され、一意のURLが生成されるので、メールやTwitterなどで共有できるほか、エンベッド用コードも生成できるので、自分のWebサイトやブログに貼ることも可能だ。
また、Adobeのギャラリーで公開することもできる。公開されたSlateは、アプリ内の「Explore」タブで閲覧できる。
AdobeはSlateの例として、非営利団体のイベント告知ページや写真集などを紹介している。
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