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「Windows 10」のテクニカルプレビュー更新 スタートメニューやメールを改善
Microsoftが「Windows 10」のテクニカルプレビューをビルド10061にアップデートし、メールやカレンダーアプリ、スタートメニュー、Continuumなどを改善した。
米Microsoftは4月22日(現地時間)、次期OSのプレビュー「Windows 10 Technical Preview」のアップデート(ビルド10061)をリリースしたと発表した。
Windows Insider Programの「Fast Ring」に参加しているユーザーは、Windows Updateで自動的にアップデートされる。「Slow Ring」に提供するかどうかは、Fast Ringユーザーからのフィードバックで判断するという。1つ前のビルド10049はSlow Ringには提供しなかった。
同ビルドで追加された主な新機能は以下の通り。
- 新しいメールとカレンダーのアプリ
- スタート、タスクバー、アクションセンターの改善(半透明になり、スタートメニューはサイズを変更できる)
- Continuum(キーボードの有無で入力UIが切り替わる機能)の改善
- Task Viewのタスクバー上のアイコン、Task View上のウィンドウのアイコンやサムネイルのデザイン変更
- MultiPoint ServicesのVirtual Desktopで無制限に仮想デスクトップを開ける
- 前ビルドまでの、Hyper-Vが利用できないなどの多数のバグの修正
Windows 10の正式版は、7月末にリリースされるとみられている。
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