ヤフーは、インターネットオークションサービス「ヤフオク!」で、これまで「18歳以上」と定めていた参加資格を、5月25日から満15歳以上(中学生は除く)に引き下げる。入札・落札のみ可能で出品はできないなどの条件付き。
未成年のニーズが高まったことを受け、参加資格を引き下げる。入札時は保護者などの法定代理人の同意が必要。法令や社会通念に基づき、「アダルト」「自動車車体」「不動産」「酒類」「ナイフ、エアガンなど危険商品」カテゴリの商品の入札はできない。「アダルト」はアクセス自体も制限する。
1カ月の利用金額上限は5万円。1回の取引で5万円を超える入札や、落札できた場合に月内の利用金額が5万円を超えることになる入札もできない。「マイオークション」画面には合計利用金額・利用可能残額を表示し、取引上限を確認しやすくする。
18歳以上も含む未成年ユーザーには、入札決定画面で保護者の同意取得を促すアラートを強調して掲出する。15歳〜17歳のユーザーに向け、漫画などを用いた利用案内を設置して使い方・注意事項などを伝え、安心・安全に利用してもらえるようにする。
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