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激しい雨の10分前にメールでお知らせ 日本気象協会など、社会実験のモニター募集
激しい雨が降る最大10分前に電子メールで伝える日本気象協会などのサービスで、社会実験に参加するモニターの募集がスタートした。
日本気象協会と防災科学技術研究所は、激しい雨が降る最大10分前に電子メールで大雨情報を伝える「10分先の大雨情報」サービスの社会実験に参加するモニターの募集を始めた。
国土交通省が運用する「XバンドMPレーダネットワーク」(XRAIN)を活用し、激しい雨が上空で検知された時点で、ユーザーの携帯端末あてにメールを送信するサービス。
有用性を確認するための社会実験を6月1日〜10月31日まで実施。実験の予測対象地域は関東地方の一部(北緯35度〜36.4895度、東経139度〜140.705度)で、この地域の大雨情報を受け取りたいモニター1000人を募集している。
社会実験は、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の一環として実施。社会実験を通じて大雨情報の有用性を確認し、避難などに活用してもらうことを想定している。
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