ニュース
「タカラトミーを変えたい」――老舗おもちゃメーカー、新社長はオランダ人 ドコモと開発したロボット「オハナス」にかける思い(5/5 ページ)
「タカラトミーを大きく変えたい」――タカラトミー新社長に就任予定のメイ氏は対話型ロボット「オハナス」発表会でこう宣言した。ドコモの「しゃべってコンシェル」技術を活用。グローバルにも展開する計画だ。
ドコモはオハナスを皮切りに、自然対話プラットフォームをさまざまなパートナー企業に販売する計画。玩具だけでなく家電、自動車、ウェアラブル機器など向けに、カスタマイズして提供する。プラットフォームを導入したパートナー企業からは、プラットフォーム構築の初期費用とアクセス量に応じた定額料金を徴収する。
自社技術を生かしたプラットフォームの外販は、ドコモが進めている、他社と協力しながら新たな価値を生み出す「+d」(プラスディー)構想の一環。「タカラトミーとドコモのコラボは意外と思うかもしれないが、技術や機能をパートナーに使っていただき、1+1で2以上の価値を生むようお役に立ちたい」と加藤社長は意気込んでいる。
関連記事
- 世界初「浮いて走る」ミニチュアリニアをタカラトミーが開発、発売へ 時速500キロ相当達成
世界で初めて磁力浮上と磁力走行の両方を実現した「浮いて走る」量産型ミニチュアリニアモーターカーをタカラトミーが開発。9月に発売する。 - スマホに話しかけるだけで渋滞情報通知 ドコモとパイオニアが新サービス
スマートフォンに話しかけるだけで、渋滞情報や周辺情報などを教えてくれるクラウドベースのサービス「ドコモドライブネットインフォ」を、ドコモとパイオニアが共同開発した。 - ロボット「Pepper」の初回生産分、1分で完売 抽選販売に
27日午前10時から発売したパーソナルロボット「Pepper」について、Webでの購入申し込みが約1分間で販売予定数を上回り、受け付けを終了した。 - ドコモ、iPhone用「しゃべってコンシェル」アプリ公開 他キャリア端末でも利用可能
ドコモが音声エージェント「しゃべってコンシェル」のiOSアプリをリリース。音声で操作を指示できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.