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「アトムに心をあげたかった」と孫社長 感情を得た「Pepper」一般発売 世界展開へ(4/4 ページ)

Pepperが自らの“感情”を獲得。喜怒哀楽を表現できるようになった。孫社長自身が感情機能の開発を推進。自ら100件ほどの特許を出願したという。原点には「アトムに心をあげたかった」という気持ちがある。

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 発表会にはFoxconnのテリー・ゴーCEOとAlibabaのジャック・マー会長が現れ、Pepperへの期待や意気込みを述べた。孫社長は「両者のトップが発表会にきてくれた。強いコミットメントだ」とアピール。「Foxconnには優れた技術や生産体制があり、Pepperの製造を本格的に増やすには欠かせない。Alibabaは非常に多くのユーザーと開発者、販売チャネル、クラウド技術を持っている。3社で力を寄せ合ってやっていきたい」と述べた。

後継者はアローラ氏? 宮内氏?

 発表会では、孫社長の“後継者”に関する質問も出た。孫社長は5月の決算会見で、ソフトバンクのバイスチェアマンであるニケシュ・アローラ氏を後継者に指名したが、ソフトバンクモバイルの宮内謙社長を実質的な後継者とみる向きもある。

 孫社長は「宮内は国内の事業に最もふさわいしい能力と人格を持っており、ソフトバンク(7月1日にソフトバンクモバイルから社名変更予定)の社長に任命した。全世界をにらんだグループ全体は、ニケシュが後継者の筆頭候補といふうに明言した」と話し、宮内氏に国内を、アローラ氏にグローバルな事業を任せる方針を示した。

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