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Googleの自動運転車プロトタイプの内装画像──意外と広そう
Googleが6月から公道でのテスト走行を開始した自動運転車プロトタイプが一般公開され、Washington Postの記者がその内装画像をツイートした。
米Googleは7月11日(現地時間)、本社キャンパスのあるマウンテンビューの芸術学校Community School of Music and Arts(CSMA)で開催したイベントで、自動運転車のプロトタイプを公開した。
このイベントを取材した米Washington Postの記者であるマット・マクファーランド氏が、自身のTwitterアカウントで自動運転車の内装の画像を投稿した。
一般の自動車でステアリングホイールがあるはずの位置は大きくくり抜かれており、座席はかなりゆったりしているように見える。2つの座席の間には幾つかのボタンとドリンクホルダーがある。
Googleは先月、このプロトタイプのテスト走行を一般公道で開始した。公道での走行に際しては、万一に備えてマニュアル運転に切り替えられるようホイールなどが設置される。プロトタイプは最高でも時速40キロまでで走行する。
このイベントに参加したラリー・チャオ氏のツイートによると、Googleはプロトタイプをかわいらしいデザインにした理由の1つは、速くは走らないことを見ただけで予測できるようにすることだったと説明した。
このイベントは、プロトタイプの車体にイラストを描くコンテストの一環として開催された。コンテストの入賞者は今秋にプロトタイプに試乗できる。
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