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STAP細胞「NHKスペシャル」BPO審理に 小保方氏「人権侵害の限りを尽くした」と主張(2/2 ページ)

BPOは、STAP細胞問題を取り上げた「NHKスペシャル」について審理入りを決定。小保方氏は「人権侵害の限りを尽くしたもの」と主張している。

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 これに対し、NHKは「2000ページ近くにおよぶ資料や100人を超える研究者、関係者の取材に基づき、客観的な事実を積み上げ、表現にも配慮しながら制作したものであって、小保方氏の人権を不当に侵害するようなものではない」と反論。ES細胞を盗んだなどとは断定しておらず、理研は報告書でデータのねつ造という不正行為を認定しており、「不正」の存在はその時点で事実だったなどとしている。

 メールの公開は「笹井氏が小保方氏に対し画像やグラフの作成に関して具体的な指示を出していたことを裏付けるもの」として。実験ノートと同様、紹介することが極めて重要なものであり、プライバシー侵害には当たらないと主張。小保方氏への取材は「パブリックスペースにおいてコメントを求めたものであり、直接取材を行ったこと自体は問題がなかった」としている。

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