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社員がTwitterで他人の個人情報公開か エフセキュア「調査中」
セキュリティソフトベンダーのエフセキュアの社員が、Twitterで他人の個人情報をさらしたと話題になっている件について、同社は「社内調査を進めている」とのコメントを発表した。
セキュリティソフトベンダー・エフセキュアの社員とみられる人物が、Twitterで他人の個人情報をさらしたとネットで話題になっている件について、同社は「非常に重く受け止めており、社内調査を進めている」とのコメントを発表した。新しい情報が分かり次第、報告するとしている。
この社員のものとみられるTwitterアカウントは、漫画家・はすみとしこさんがFacebookで公開したイラストに「いいね」をしたとされるユーザーの氏名や居住地、出身校、勤務先を、Facebook上の情報からリスト化して公開。「セキュリティ企業の社員が他人のプライバシーを侵害している」と騒動になり、社員の住所などがネット上に出回ったほか、Amazonの同社製品に大量のネガティブレビューが投稿されるなど“炎上”。社員のアカウントはすでに削除されている。
同社は「社員の行動規範には厳しい基準を設けており、本件を非常に重く受け止めており、現在この件について社内調査を進めている」とコメント。この社員は同社の重要データなどへのアクセスは行っておらず、顧客へのサービスやデータへの影響はないとしている。
さらに「皆様に多大なご心配をお掛けし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、新しい情報が分かり次第報告するとしている。
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