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TOEICにオンラインチャット形式の設問追加 「gonna」など省略形も 来年5月から
来年5月からTOEICの出題形式が変更。リーディングにオンラインチャット形式の設問が加わったり、リスニングで会話の設問が増えたりする。
英語能力試験「TOEIC」開発機関の米Educational Testing Serviceは、来年5月からTOEICの出題形式を変更すると発表した。リーディングセクションにオンラインチャット形式での設問を加えたり、リスニングセクションに会話の設問数を増やす――などが変更点。英語の使い方の進化にあわせた変更としている。
リーディングセクションでは、テキストメッセージやインスタントメッセージ(チャット)、オンラインチャット形式で複数名がやり取りを行う設問を追加するほか、読解問題の設問数を増やす一方、短文穴埋め問題の設問数は減らすなどの変更を加える。
リスニングセクションでは、会話問題の設問数を増やすほか、省略形(「going to」が「gonna」など)や、文の一部分(「Yes, in a minute」「Down the hall」など)を含む会話が流れる。会話やトークの中で話し手が暗示している意図を問う設問も加える。
変更は、来年5月に韓国と日本で実施するTOEIC公開テストから導入する。
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