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ショッピング中に気になる服のボタンを押すと――「ボタン型ビーコン」でスマホに情報配信 スタートトゥデイとLINEが提携
スタートトゥデイとLINEが商品に取り付けた「ボタン型ビーコン」を押すと、商品情報をLINEで送信するサービスを発表。アパレル店舗に来春から提供する。
「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイとLINEは11月11日、商品に取り付ける「ボタン型ビーコン」とLINE公式アカウントの連携推進に向けた業務提携を発表した。2016年春ごろにアパレル店舗向けに提供を始める。
店舗に来店したユーザーが、商品に取り付けられた「ボタン型ビーコン」を押すと、LINEアカウントを経由して、商品や店舗の情報がスマホに届く仕組み。ボタンを押した時のみ電波を発するハードウェアは、スタートトゥデイが世界で初めて開発した。サイズは30(幅)×72(縦)×6(厚さ)ミリ、重さ12グラムと薄型軽量で、商品タグのように商品に取り付けられる。
リアル店舗の来店者に適切なタイミングで情報を届け、オムニチャネルの販売促進施策の一環として活用してほしいという。アパレル業界からスタートし、今後さまざま業態・事業領域での提供を目指し、外部パートナーとの連携も視野に入れる。
スタートトゥデイは昨年4月、ファッションアプリ「WEAR」で商品情報を取得する「バーコードスキャン機能」を廃止。「スキャン行為が盗撮に見える」「ネットでの購入は店舗の売り上げにならない」と懸念するブランドや商業施設の事情があったとしていた。
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