「スペースインベーダー」から「PS VR」まで ゲームの歴史を知る体験型展覧会「GAME ON」、3月開催
日本科学未来館が展覧会「GAME ON 〜ゲームってなんでおもしろい?〜」を3月から開催。「スペースインベーダー」「PlayStation VR」など幅広く展示し、実際に遊べる。
日本科学未来館(東京・お台場)は、コンピュータゲームの進化を一望できる企画展「GAME ON 〜ゲームってなんでおもしろい?〜」を3月2日〜5月30日に開催する。1970年代のアーケードゲームからVR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」に至るまで、150以上の筐体を展示し、実際にプレイできる。
「ゲームの創世記から現在までを体験できる」をうたう。70年代に登場したアーケードゲーム「PONG」「スペースインベーダー」をはじめ、家庭用ゲーム機からスマホゲーム、2016年発売予定の「PlayStation VR」まで実際に楽しめる。「ゼビウス」「ドラゴンクエスト」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ゼルダの伝説 時のオカリナ」「大乱闘スマッシュブラザーズDX」「艦隊これくしょん ―艦これ―」「マインクラフト PlayStation 4版」「ウイニングイレブン2016」など150以上のタイトルを展示する。
ゲームの仕組みや進化の過程、ゲームクリエイターの制作過程、 研究者の工夫、開発者の声なども紹介するほか、各界のゲーム好きの研究者や文化人へのインタビュー映像も公開する。
同展は、2002年に英バービカン・センターで初開催後、世界中を巡回し、200万人以上を動員してきた。日本初上陸の今回は「ゲームってなんでおもしろい?」をテーマに、実社会に影響を与えるようになったゲームの社会的・文化的な意味、未来について考察するという。
宣伝課長は「ゲームセンターCX」(CSフジテレビONE)の「有野課長」こと、よゐこの有野晋哉さんが務める。有野さんは、公式Webサイトで「親は自分がどんなゲームにハマったかを子供に伝え、子供は未来のゲームがどんなになるかをクラスメートに自慢できるイベントです」とコメントしている。
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