「ThinkPad X1 Tablet」(899ドル)は3Dカメラやプロジェクターにもなるモジュラー式タブレット
Lenovoが、12インチのハイブリッドタブレット「ThinkPad X1 Tablet」を2月に899ドルで発売する。フルサイズのキーボードが付属しており、3Dカメラやプロジェクター、バッテリーの別売モジュールを追加できる。
中国Lenovoは1月3日(現地時間)、6日から「CES 2016」が開催されるラスベガスで、ThinkPad X1シリーズの複数の新モデルを発表した。
中でも、12インチのWindows 10搭載タブレット「ThinkPad X1 Tablet」はユニークだ。米Microsoftの「Surface Book」と同様に、キーボードを接続することでノートPCとしても使えるだけでなく、3Dカメラやプロジェクターなどのモジュールを追加することで様々な用途に使える“モジュラー式タブレット”になっている。
価格は899ドルからで、2月に発売の予定。
プロセッサは米Intelの「Core m7」でディスプレイの解像度はSurface Pro 3と同じ2160×1440ピクセル。ThinkPadシリーズのノートPCと同じ赤いトラックポイント付きのキーボードが付属する。このキーボードは3段階の角度で使える。重さは単体では約794グラムで、キーボードを付けると1089グラムだ。
スタイラス(50ドル)やキーボード以外のモジュールは別売だ。Picoプロジェクターモジュール(279ドル)、Intel RealSense R200の3Dカメラモジュール(149ドル)、追加バッテリーモジュール(価格不明)、LTEモジュール(価格不明)などがある。
この他、重さ約1.3キロで厚さ約17ミリの14インチ変形ノートPC「ThinkPad X2 Yoga」(今月中に1449ドルで発売)、重さ約1.2キロで厚さ約17ミリの14インチノートPC「ThinkPad X1 Carbon」(2月に1299ドルで発売)、解像度3840×2160ピクセルの27インチディスプレイ「ThinkVision X1」(3月に799ドルで発売)、23.8インチディスプレイのオールインワンデスクトップ「ThinkCentre X1」(3月に1029ドルで発売)なども発表した。
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