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旧エンブレム問題決着 ベルギー人デザイナーが訴え取り下げ
ベルギー人デザイナーのオリビエ・ドビ氏が旧エンブレムについて提起していた訴えを取り下げ。旧エンブレムの著作権をめぐる問題が決着した。
国際オリンピック委員会(IOC)と2020年東京オリンピックの組織委員会は2月1日、ベルギー人デザイナーのオリビエ・ドビ氏が、旧エンブレムについて提起していた訴えを取り下げたとことを確認したと発表した。旧エンブレムの著作権をめぐる問題はこれで決着した。
旧エンブレムをめぐっては、ベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しているとし、劇場と、ロゴをデザインしたドビ氏が使用差し止めを求めてIOCを提訴していた。劇場は昨年9月に訴えを取り下げていた。
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