まるで握りずしのような色をしたナマコが見つかり、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で展示されている。
上半分は赤みのある通常の色だが、下半分が真っ白に。その様はシャリの上にネタが載った握りずしのようだ。種類はマナマコで、体長は約20センチほど。真っ白のナマコは時々見つかるというが、どうして上下で体色が分かれたのか、原因は分からないという。
地元の海女さん(73歳)が2月6日、片田漁港周辺で潜水によるナマコ漁で捕獲。「見たこともないナマコが獲れた」と水族館に寄贈した。鳥羽水族館の「へんな生きもの研究所」に展示しており、同じ水槽にはツートンカラーのイセエビなど、“先輩”たちも展示されている。
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