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「パズドラレーダー」プレイ画面投稿で“現在地特定”の恐れ ガンホーが注意喚起
「パズドラレーダー」のプレイ画面をSNSなどに投稿すると、第三者に位置情報が特定される恐れがある。ガンホーが注意を促している。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが3月17日に提供を始めたスマートフォン向けゲーム「パズドラレーダー」(iOS/Android)で、プレイ画面から第三者が現在地情報を特定できる恐れがあるとして、同社はキャプチャ画像をSNSなどに投稿しないようユーザーに注意を呼び掛けている。
同アプリは、GPSの位置情報を活用し、現実の世界を探索しながら、レーダーに表示されるアイテムを集めるゲーム。画面の左上に、位置情報(緯度/経度)が表示されるため、SNSなどにキャプチャ画像を投稿すると、第三者に現在地を特定される恐れがある。
同社は公式Twitterアカウントで「画面写真をアップされる際はご注意ください!」と呼び掛け。ユーザーの要望を受け、近日中に経度/緯度のオン/オフ機能を実装する予定という。
編集部の取材に対し、担当者は「位置情報は、パズドラレーダーの重要なゲーム要素として表示している」とコメント。「1人でプレイしている限りは基本的に位置情報が外部に漏れることはないので、プレイヤー本人がSNSを使う場合だけ十分に注意してほしい」としている。
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