Apple、MacBookのアップグレード版発表 プロセッサやバッテリーを強化しローズゴールドを追加
Appleが、2015年3月に発売した新しい「MacBook」のCPUやバッテリーをアップグレードし、新色ローズゴールドを追加した。販売価格は据え置きの14万8800円(税別)から。
米Appleは4月19日(現地時間)、2015年3月に発売した「MacBook」をアップデートしたと発表した。同日オンラインストアで発売した。
プロセッサを米Intelの第6世代Core Mに、グラフィックスをIntelのHD Graphics 515に、メモリを1,866MHzにそれぞれアップグレードし、PCIeベースのフラッシュストレージも高速化した。また、バッテリーの持続時間を無線接続で最大10時間、iTunesムービー再生で最大11時間まで伸ばした。
本体のサイズと重さは3月発売のものと変わらない。
見た目は変わらないが、新たなカラーとしてローズゴールドが追加された。
米国での販売価格は、1.1GHzの2コアIntel Core m3、メモリ8GB、ストレージ256GBのモデルが1299ドル、1.2GHz2コアIntel Core m5、メモリ8GB、ストレージ512GBモデルが1599ドル。価格は据え置きだ。スペックの詳細などは、既に日本の公式ページで確認できる。本稿執筆現在、Appleのサイトに購入ボタンはあるが、クリックすると「ページがみつかりません」となる。
【UPDATE】日付が20日に変わって、購入ボタンが機能するようになった。日本での販売価格も米国と同じく据え置きで、14万8800円と18万4800円(ともに税別)だ。前者は3万円追加で、後者は1万8000円追加で、プロセッサを1.3GHz Core m7に変更できる。
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