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五輪エンブレムの“ここ”がすごい 幾何学的に分析、ネットで称賛の声

東京五輪・パラリンピックのエンブレム「組市松紋」のデザインを、幾何学的に分析したツイートが話題に。

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 東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムに決まった「組市松紋」のデザインを分析したツイートが話題を集めている。

 ibukiさん(@ibuki7)のツイートによると、エンブレムは、大きな24角形と小さな12角形の枠組みに分割できるという。12角形の頂点を結んで小さな長方形を作り、頂点同士で組み合わせている。ibukiさんの出身大学の教授が「見つけ出すのに3時間かかった」ほど、精巧にデザインしているようだ。

photophoto ibukiさんのツイートより
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大きな24角形と小さな12角形の組み合わせになっている

 鯵坂もっちょさん(@motcho_tw)は、東京五輪・パラリンピックの両エンブレムを構成する長方形の枚数が一致していると指摘。空洞部分の小さな円の半径まで同じで「ここまでうまいこと作れるもんなのか」と感嘆している。

 長方形のパーツごとの大きさや角度を変えずに、五輪のエンブレムをパラリンピックのエンブレムに変形する動画も公開している。

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空洞部分の小さな円の半径が同じ

 同エンブレムはアーティストの野老朝雄さんがデザイン。藍色の市松模様で「粋な日本らしさ」を描いたという。形の異なる長方形の組み合わせは、国や文化、思想などの違いを表現し、違いはあってもそれらを超えてつながり合う――という「多様性と調和」のメッセージを込めている。

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組市松紋

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