Google AppsのAndroid版Googleカレンダーに会議時間調整機能「時間を探す」
Googleが、企業および教育機関向け「Google Apps」のAndroid版Googleカレンダーに、ミーティング設定のためにメンバーの空き時間を自動で探し出し、候補を提示する新機能「時間を探す」を追加した。
米Googleは4月27日(現地時間)、企業および教育機関向けのプロダクティビティスイート「Google Apps」のAndroid版Googleカレンダーアプリに、ミーティングのための空き時間を見つける新機能「時間を探す」を追加したと発表した。まずAndroid版Googleカレンダーで利用できるようになった。iOS版アプリにも間もなく追加する計画という(デスクトップでは既に使える機能)。
カレンダーを共有している複数のメンバーをミーティングに招待する際、1タップでメンバー全員の空き時間を探して候補を提示してくれるので、各メンバーのスケジュールを個別に確認する必要がない。
利用するには、カレンダー画面の右下の(+)をタップして新規予定を作成し(下図左)、招待するメンバーを追加するとメンバーリストの下にFIND A TIMEと表示される(下図中央)ので、これをタップする。しばらくするとメンバー全員の空き時間の候補が表示される(下図右)。
全員空いている時間がない場合は、誰の予定を変更するのが最も容易かをカレンダーが判断し、メンバーの一部に予定がある時間を候補として提示する。
提示された候補のいずれかをタップして選択するとメンバー全員の当日のスケジュールがカレンダー状に表示され(下図左)、右下のチェックマークをタップすると確認画面になる(下図中央)ので右上の「SAVE」をタップするとメンバーに招待メールが送信される(下図右)。
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