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Instagramの非時系列表示、全ユーザーに向けて提供開始
Instagramのフィード表示が、予告通りFacebookと同様の「ユーザーの関心が高い順」になる。Twitterのように時系列表示に戻すことは、少なくとも現在はできない。
米Facebook傘下のInstagramは6月2日(現地時間)、3月に予告したフィード表示形式変更を開始したと発表した。7月中に全ユーザーのフィード表示が「ユーザーの関心が高い順」になる。
Instagramによると、現在の時系列表示では、ユーザーは平均してフィードの70%を見損なっているという。表示形式を関心が高い順にすることで、多数のユーザーをフォローしていても、大切な友達や家族、好きなアーティストの投稿を見逃しにくくなると同社は説明する。
Instagramによると、3月の発表からこれまで一部のユーザーで新しい表示方法をテストしてきたところ、投稿への「いいね」やコメントが増えたという。
Instagramのフィード表示アルゴリズムは、Facebookのニュースフィードと同様に、投稿されたタイミング、投稿者とユーザーの関係性、ユーザーの過去のアクティビティから推測する関心度などに基いて優先順位を決定する。このアルゴリズムは今後も改善していく。
自分のフィード表示が新しくなったかどうかを確認するには、フィードのタイムスタンプで時系列かどうかを見るしかないようだ。また今のところ、設定などで元の表示形式に戻す方法は用意されていない。
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