「Pokemon GO」の日本での公開は「今週中を予定」――The Wall Street Journal(WSJ)の望月崇記者が7月11日、関係者の話としてこう伝えた。
Pokemon GOは、スマートフォンの位置情報を活用し、現実世界でポケモンを捕まえるなどして遊べるゲーム。ポケモンと任天堂、米Niantic Labsが共同開発したゲームで、7月6日に米国、オーストラリア、ニュージーランドで先行公開された。
米国では公開直後からGoogle PlayとApp Store総合ランキングで1位をキープ。1日当たりのアクティブユーザー(DAU)はTwitterに迫る勢いを記録した。
米国では、教会内がポケストップ(ポケモンを獲得できる場所)になって信者以外が殺到したり、ポケストップを悪用する窃盗が発生するなど、実社会にも影響を与えている。
日本での配信についてNianticの須賀健人アジア統括マーケティングマネージャーは6日、「もうちょっとだけ先になります」とツイート。先行公開した国でアクセスが集中してサーバに障害が起きており、ほかの国での展開が遅れる原因になっていたようだ。
WSJの望月記者は、米国での「Pokemon GO」フィーバーについて記事で報じた11日、自身のTwitterで、関係者の話として「日本でのサービス開始は今週中を予定」と伝え、日本のユーザーから期待が高まっている。
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