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Android版Google Docs/Sheets、サードパーティーのアドイン利用が可能に
Google Docs/SheetsのAndroidアプリで使えるビジネス向けアドイン9本がGoogle Playで公開された。電子署名システムのDocuSignやスキャナアプリ「Scanbot」のアドインを文書内で利用できる。
米Googleは7月28日(現地時間)、「Google Docs」および「Google Sheets」のAndroid版向けのサードパーティー製アドインが利用できるようになったと発表した。Google Playのこちらのコーナーからダウンロードできる。現在はまだ9本だが、今後増えていく見込みだ。
GoogleはWebアプリ版では2014年からアドインを提供しているが、モバイル版はこれが初。
例えば電子署名システム「DocuSign」のアドインをインストールすれば、Google Docs/Sheetsの文書にDocuSignの署名を追加したり、送付先の相手に署名してもらえるよう設定できる。
この他、SheetsにCRMデータを挿入する「ProsperWorks」、紙の文書をスキャンしてOCR化し、Docsの文書にテキストとして挿入する「Scanbot」などがある。
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