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自販機にスマホかざせば「多言語表示」 ポッカサッポロがアプリ導入
自販機の商品情報を英語や中国語などで表示するスマートフォンアプリを、ポッカサッポロフード&ビバレッジが試験導入。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは7月29日、自動販売機の商品情報を多言語で表示するスマートフォンアプリを試験導入した。訪日外国人による利用を見込み、国内全ての同社自販機で対応する。
iOS/Android向け無料アプリ「SkyDesk Media Switch」(富士ゼロックス提供)をインストールしたスマホで、自販機の商品を撮影すると、その商品の「栄養成分」「原材料」「アレルギー物質」「商品概要」などをWebサイト上で確認できる。商品情報は英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語で表示。アプリ内に閲覧履歴が残るため、いつでも再確認できるという。
アプリの利用を促すため、首都圏や大阪など約300台の自販機に、利用方法を案内するパネルやステッカーを順次設置する予定。
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