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福岡市、「Wi-Fi自販機」設置 災害時に飲料や乾パン無料開放
福岡市は、市が展開している公衆無線LANサービスのアクセスポイントを備えた自販機を設置した。乾パンなど防災用品の収納庫も併設し、非常時に飲料や防災用品を無償提供する。
福岡市は4月14日、市が展開している公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」のアクセスポイントを備えた飲料の自動販売機1台を博多区内に設置した。乾パンなど防災用品の収納庫も併設。非常時に飲料や防災用品を無償提供する。“Wi-Fi自販機”を観光情報発信・防災ステーション機能の拠点と位置づけ、順次拡大する。
自販機は、NTTグループのテルウェル東日本と共同で、博多区上川端町のNTT西日本DOIMACHIビル前に設置。半径30メートルの範囲でFukuoka City Wi-Fiが利用できる。自販機の隣に、防災用品の収納庫を併設。災害発生時には自販機の飲料を無料提供するほか、収納庫内の乾パンなどの食料や防災用品を無料開放する。
Fukuoka City Wi-Fiは、氏名とメールアドレスを登録すれば無料で利用できる。
市は同日、NTTグループと、ITを利用した観光振興や防災対策などに関する包括連携協定を結んだことも発表した。
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