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Facebook、アルゴリズム変更で“クリック狙い”投稿表示を大幅削減へ

Facebookがまたアルゴリズムを変更し、同社が「Clickbait」と呼ぶクリック狙いの投稿の表示を大幅に削減すると発表した。向こう数週間中に実施する。Facebookページオーナーなどに向けた対策も紹介している。

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 米Facebookは8月4日(現地時間)、ニュースフィードのアルゴリズムをまた変更し、クリックさせることを目的にした思わせぶりなコンテンツの表示をさらに減らすと発表した。

 同社は2014年8月から何度かにわたって、同社が「Clickbait」と呼ぶクリック狙いの投稿のニュースフィードへの表示を減らす取り組みを発表してきた。

 それでもまだユーザーからこうしたクリック狙いコンテンツの表示を減らして欲しいといフィードバックがあったとして、向こう数週間でアルゴリズムを変更し、クリック狙いコンテンツのランクをさらに下げるとしている。

 過去にクリック狙いコンテンツと報告された投稿のタイトルを解析した結果を基に、アルゴリズムがそうしたコンテンツと判断した投稿のランクを下げる。

 今回Facebookがクリック狙いなタイトルとして挙げた例は以下の3つだ。

  • 彼女が椅子のクッションを取ってそこに見たものは……びっくりした!
  • 寝る前に靴の中にニンニクを入れたら起きたら信じ難いことに
  • 犬に吠えられた配達人の反応がプライスレス

 同社はベストプラクティスのページでさらに具体的にこうしたタイトルがなぜ問題かを説明している。

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 4つの例を挙げて、思わせぶりなタイトルに頼らず、テキストによる説明やCTA機能を活用するよう勧めている。

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クリック狙いコンテンツの例

 同社はFacebookページオーナーに対し、クリック狙いのタイトルをつけてさえいなければ、ページ投稿の表示に影響はない、と説明している。

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