飲めるウェアラブル ウイスキーの米Jim Beamが“Apple Watch”を発表 3時間で完売
ウイスキーブランドの米Jim Beamが、どこかで聞いたことのある“Apple Watch”を発売。変形機構を備えたその正体は……ショットグラス!?
「ショットグラスを常にウェアラブル。そう、Apple Watchならね」
――と、誰かが言ったわけではないが、日本でもCMにタレントのローラさんが出演することでおなじみのウイスキーブランド「Jim Beam(ジムビーム)」の米国法人が、「JIM BEAM APPLE WATCH」と名付けたユニークなウェアラブルデバイス(?)を発売した。Jim Beam公式グッズを取り扱うオンラインショップでは、販売開始から3時間で完売したという。
JIM BEAM APPLE WATCHは、グリーンとブラックを配色したツイード生地バンドに、ショットグラスを収納するシルバーのロゴ入りケースを配置した腕時計型ショットグラスだ。ケースを手動で開けると、中から折りたたみ式のショットグラスが現れ、どこでもDrinkable(飲める)というわけ。ウイスキーを注げるのだから、耐水と言っても差し支えないだろう。これは先日発表された「Apple Watch Series 2」と同様だ。素晴らしい。
ちなみにGPSやFeliCa、デュアルコアプロセッサ、2倍明るくなったディスプレイなどは備わっておらず、もちろん時刻も確認できないためスペック的には見劣りする。しかし、ショットグラスでどこでもグイッとあおれる唯一無二のウェアラブルデバイスには違いない。
製品名や、グリーンを基調とした配色は、いずれも青りんごフレーバーの「ジムビーム アップル」をイメージしたもの。製品を紹介する“Apple風”の動画も公開しており、本家本元である米Appleの「Apple Watch」新モデル発表にあわせて、シャレの効いたグッズを用意したようだ。
公開された動画には「日付を確認したが、4月1日(エイプリルフール)ではなかった」「今年見た中で最高」「訴訟がくるぞ!」といったコメントが寄せられており、「ジムビーム ブラックバージョンを待つよ」といった次回作に期待する声も。
動画の最後は「Stylish. Wearable. Drinkable.」(洗練、身につけられる、飲める。)と締めくくっている。
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