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Uber、自動運転車による配車サービスのテストをピッツバーグでスタート
Uberが、VolvoのSUVベースの自動運転車を使う配車サービスの公道でのユーザーテストをピッツバーグで開始した。一部のユーザーが配車の際に自動運転車を選択できる。
米Uberは9月14日(現地時間)、8月に予告していた自動運転車での配車サービステストを米ペンシルベニア州ピッツバーグで開始したと発表した。テストには一部のユーザーを招待する。
スウェーデンVolvo CarsのSUV、XC90をベースにした車両で、運転席にはドライバーが乗り、いつでも自動運転からドライバーによる運転に切り替えられる。
Uberはドライバーに対し、将来自動運転車による配車が正式サービスになったとしても、自動運転のソフトウェアの限界および人ならではの配車サービスへの需要の急増により、すべて自動運転車に切り替えることはないと語った。
自動運転車による配車サービスのテストは、Uberより一足先に米新興企業nuTonomyがシンガポールで8月25日に開始している。
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