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Microsoft、「Yammer」の単独提供を2017年1月1日に終了へ
Microsoftは、2012年に約12億ドルで買収した企業向けソーシャルサービス「Yammer」をOffice 365に統合し、単独でのサービス提供は2017年1月1日に終了する。
米Microsoftは9月27日(現地時間)、企業向けソーシャルサービス「Yammer」を「Office 365 Groups」に統合すると発表した。この統合により、YammerのユーザーはSharePointやOneNoteなどのOffice 365のサービスをシームレスに使えるようになるとしている。
この統合は段階的に行われ、2017年1月1日には単独サービスとしてのYammerの提供を終了する(Yammer Enterpriseは、Office 365 Enterpriseの一部として利用を継続できる)。
提供が終了してもこれまで蓄積してきたコンテンツは新しいプランに移行される。移行についてはサポートページを参照されたい。
Microsoftは2012年にYammerを約12億ドルで買収し、Office部門に編入した後も提供を続けてきた。今年の2月にはOffice 365ユーザーがYammerの全機能を利用できるようになっていた。
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