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Adobe、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートを予告
Adobe AcrobatとReaderのセキュリティアップデートが米国時間の10月11日にWindowsとMac向けに公開される。
米Adobe Systemsは、Adobe AcrobatとReaderの深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを米国時間の10月11日に公開すると予告した。
Adobeのセキュリティ情報によると、脆弱性が存在するのは連続トラックのAcrobat DC/Acrobat Reader DC 15.017.20053までのバージョンと、クラシックトラックの15.006.30201までのバージョン、およびデスクトップ向けAcrobat XI/Reader XI 11.0.17までの各バージョン。いずれもWindowsとMac版の両方が影響を受ける。
優先度は「2」に分類され、30日以内をメドにアップデートの適用が推奨される。
また、事前予告の対象にはならないものの、Flash Playerなどの脆弱性に対処するアップデートが同時に公開される可能性もある。
米国時間の10月11日(日本時間12日)には米MicrosoftもWindowsの月例セキュリティ情報を公開する見通し。
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