「Google Play Music」に機械学習採用プレイリストやオフライン再生機能強化
Googleの音楽サービス「Google Play Music」のローリングアウト中のアップデートで、ユーザーの行動に合わせたプレイリストがリアルタイムで表示されるようになる。例えば通勤中、勉強中、ランニング中など向けのプレイリストを機械学習によって提示する([設定]でのオプトインが必要)。
米Googleは11月14日(現地時間)、音楽サービス「Google Play Music」のAndroid/iOS/Webアプリのアップデートを発表した。機械学習採用のプレイリストやオフライン再生機能が追加され、ユーザーインタフェース(UI)も変わる。現在ローリングアウト中だ。
機械学習による場所や天気、時間に合わせたプレイリストの提示(オプトイン機能)
Google Play Musicでは現在もユーザーの再生履歴に基いて楽曲のレコメンデーションを行っているが、機械学習によるレコメンド機能をさらに強化し、ユーザーの位置情報、その地域の天気、時間に合わせたプレイリストを表示する。この機能はユーザーが設定する(=オプトイン)ことで有効になる。
例えば、職場では集中できるプレイリストが、自宅ではリラックスできるプレイリストが、ジムに入るとワークアウト用のプレイリストが表示される。雨の日には雨の日用の、夜になるとベッドタイム向けのプレイリストが表示される。
オプトインするには、[≡]→[設定]→[全般]に追加される「ロケーション履歴」をオンにする。
ホーム画面の刷新
レコメンド機能の強化に合わせ、ホーム画面のUIも変わる。本稿執筆時点でまだ筆者の環境では新しい画面を確認できないが、Googleの説明によると「あなたの好きな音楽を知っているだけでなく、あなたがいつ好きな音楽を聴きたいかも知っている、究極のあなた専属のDJ」の実現を目指したという。
オフライン再生機能の強化(有料ユーザーのみ)
有料会員向けのオフライン再生機能はこれまでも利用できたが、新版ではユーザーの再生履歴によって適宜更新されるようになる。
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