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Google、Microsoftの「.NET Foundation」に参加
Googleが、Microsoftが2014年に設立した.NETのオープンソースリソースの管理団体.NET Foundationに参加する。
米Microsoftは11月16日(現地時間)、ニューヨークで開催の「Connect(); // 2016」で、.NET Foundationに米Googleがメンバーとして加わったと発表した。
.NET Foundationは、Microsoftが2014年の開発者会議「Build 2014」で発表した、.NET関連のオープンソース化されたリソースを管理するための団体。Microsoftは「.NET Core」や「Visual Basic」「C#」のコンパイラなどを提供している。
Googleは過去数年にわたり、200以上の同社のクラウドサービスを.NETライブラリに提供してきた。最近では、Visual StudioとPowerShell向けにネイティブなGCPサポートを構築している。
Googleは.NET Foundationのコミュニティの中心的存在である「Technical Steering Group」の一員となる。同グループの既存のメンバーは、Microsoft、Red Hat、Samsung Elecronics、Unity、JetBrainsだ。
Connect();では、MicrosoftのLinux Foundationへの参加や.NET CoreのTizenのサポート、「Visual Studio for Mac」なども発表された。
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