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クラウド上で事故予測、ドライバーに警告 パイオニア、車に後付けできるIoTシステム開発
パイオニアは、事故リスクが高いと予測した場所でドライバーに警告する安全運転機能を、既販売車に後付けできるIoTシステムを開発した。
パイオニアは11月25日、事故リスクが高いと予測した場所でドライバーに警告する安全運転機能を、既販売車に後付けできるIoT(Internet of Things)システム「Intelligent Pilot」(インテリジェント パイロット)を開発したと発表した。
カメラやスピーカー、GNSS(全地球型測位システム)と加速度センサー・ジャイロセンサー、デジタル地図を内蔵したIoT端末を車両に搭載。NTTドコモのLTE回線でクラウドに接続する。
クラウド上では、信号やカーブなどの地図データに、過去に事故が発生した地点のデータ、急減速が多発した地点データを重ね、時間帯や天候、車両の運転傾向も加味した上で統合的に事故リスクを予測。リスク情報を端末に配信し、ドライバーに音声で警告する。
カメラで撮影した画像を解析し、危険な走行状況を検知して画面表示と音声で知らせる機能も備えたほか、前方を撮影・記録するドライブレコーダーとしても使え、衝撃検知時には前方画像を録画する。
東京海上日動火災が個人向け自動車保険「ドライブエージェントパーソナル」に採用。車内に設置した端末が強い衝撃を検知するとコールセンターに自動で事故を連絡する。
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