エイベックス・デジタル(旧エイベックス・エンタテインメント)は、ソフトバンクのAndroidスマートフォンやiPadに対応した動画配信サービス「UULA」(ウーラ)を来年3月31日に終了すると発表した。
UULAは、ドラマやアニメ、ミュージックビデオなどが月額490円で見放題になるサービス。エイベックス・エンタテインメント(当時)とソフトバンクの合弁のUULAが2013年2月にスタートした。今年3月に合弁を解消。エイベックス・デジタルの100%子会社として運営してきた。
会員数は15年1〜3月期の157万人をピークに減少が続き、16年7〜9月期には62万人まで落ち込んでいた。
新規入会受け付けはすでに停止。来年2月28日にダウンロード機能を停止し、3月31日に全サービスを停止する。ユーザーには、NTTドコモと共同で展開する動画配信サービス「dTV」への移行を促している。
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