「終電? そんなものは諦めた!」――乗り換え案内サービス「駅すぱあと」に、そんな酔っ払いのための新機能が1月11日、追加された。
「駅すぱあと」には従来から「酔っ払いモード」があり、今回のアップデートではこれを拡張。終電を逃したあと、始発までカウントダウンしてくれる機能や、「早く帰る」か「安く帰る」かを選択できる機能が実装されている。
酔っ払いモードは、現在地から自宅への最終経路と終電の時刻を確認することができる有料機能(月額216円。auスマートパス会員は無料)。位置情報をオンにしてサイトにアクセスし「モード」タブをタップ、「酔っ払いモード」を選択し自宅の最寄り駅を設定すると(最大3駅まで)、終電や始発時刻を確認できる。設定が終われば、次回以降はモードを切り替えるだけで「酔っ払いモード」が利用可能だ。
「終電に乗ろう!」という気持ちを超越した「始発に乗ろう」という取り組みを後押ししてくれるこの機能。世の中には24時間やっている居酒屋も多く、誘惑は絶えないが、始発を逃した際にはまた終電を検索すればいい。「早く帰る」「安く帰る」ボタンのほかに「帰らない」という選択肢が加えられる未来も、そう遠くないかもしれない。
(太田智美)
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