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Facebook、デスクトップのメッセンジャーUIをモバイルアプリ的に変更へ
Facebookが、PCのWebアプリ版Facebookで開くFacebook Messengerのユーザーインタフェースを、モバイルアプリに似たものに変更中だ。
デスクトップのWebブラウザで開くFacebook(www.facebook.com)から利用する「Facebook Messenger」(以下、「メッセンジャー」)のユーザーインタフェースの変更がローリングアウト中だ。
公式発表はないが、米Facebookのメッセージング製品担当副社長、デビッド・マーカス氏が1月18日(現地時間)、自身のFacebook Noteのコメント欄でユーザーからのフィードバックを受けて説明した。
デスクトップ版Facebookでは、数日前からメニューバーのメッセンジャーのアイコンが、従来のフキダシ状のものから、モバイルアプリのメッセンジャーのアイコンと同じものに変わっている。
これをクリックして表示されるメニューの最下部にある「Messengerですべてを見る」をクリックすると、Messenger.comと同じようなユーザーインタフェースの画面になる。
マーカス氏のNoteにつけられた複数のコメントによると、一部のユーザーは既に、メッセンジャーのアイコンをクリックすると直接この新しい画面になり、従来のインボックス形式でのメッセンジャーの利用はできなくなっているようだ。
コメントの多くは新しいUIに批判的で「せめて旧形式を選ぶオプションを付けて欲しい」などという意見もあるが、マーカス氏はフィードバックを反映しながら新しいデザインに移行すると説明している。
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