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Windows 10の「Creators Update」、「My People」機能は見送りに
Microsoftが「Windows 10」のInsider Preview「Build 15014」をリリースした。今春予定の「Creators Update」では昨年10月に紹介した「My People」機能を追加しないことも発表した。
米Microsoftは1月19日(現地時間)、「Windows 10」のWindows InsiderのFast Ring向けに最新版「Build 15014」をリリースしたと発表した。
このリリースで、これまで今春公開予定の「Creators Update(コードネーム:Redstone 2)」で追加するとしていた「My People」機能の追加を、先送りにすることを明らかにした。
My Peopleは、「ピープル」に登録してあるユーザーで頻繁に連絡する相手をWindowsのタスクバーにピンしておくと、そこからメール、メッセージング、Skypeなどの様々な手段でやり取りを開始できるカード状のツール。
先送りの具体的な理由は不明だが「われわれがWindowsで目指しているのは、ユーザーが愛してくれる体験を提供することで、次期アップデートではこの機能の追加を見送ることにした」という説明になっている。
Build 15014では、Windows Storeで電子書籍を購入してEdgeで読書できる機能や、Cortanaのデザイン変更、ストレージに余裕がなくなった場合に不要そうなファイルを自動的に削除する機能(初期設定では無効)などが追加された。これらはCreators Updateで正規版に追加される見込みだ。
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