米Microsoftは公開を延期していた2月の月例セキュリティ更新プログラムについて、3月の月例更新プログラムと併せて公開する予定を明らかにした。
2月の月例更新プログラムは米国時間の2月14日に公開されるはずだったが、Microsoftは当日になって、「一部顧客に影響を与えかねない問題が直前になって見つかり、この日までに解決できなかった」として公開を延期していた。
3月の月例更新プログラムは米国時間の3月14日に公開予定。2月の更新プログラムもその一部として公開される。更新に関する情報は従来の月例セキュリティ情報ページへのサマリー掲載は行わず、新ポータルのみを通じて提供する。
関連記事
- Microsoft、月例セキュリティ更新プログラムの公開を延期
直前になって問題が見つかり、この日までに解決できなかったことから、公開を延期することにしたと説明している。更新プログラムがいつ公開されるのかは、現時点で明らかにしていない。 - Microsoft、セキュリティ情報公開の方式を変更 2月からはサマリー掲載廃止
2月からは従来の月例セキュリティ情報ページへのサマリー掲載を中止し、新ポータルのみを通じて更新情報を提供する。 - Windowsの未解決の脆弱性、次回月例更新プログラムで対処の見通し 危険度評価は引き下げ
CERT/CCは当初、任意のコードを実行できる可能性も指摘していたが、この部分を削除して危険度評価を引き下げた。 - Microsoft、セキュリティ情報提供の新サイトを公開
新サイトではユーザーが必要な情報だけをリストアップできるなど、使い勝手が向上するという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.