ニュース
「クラウドファンディング保険」登場 支援金を最大80%補償
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、プロジェクトの実行者が資金を横領したり、会社が倒産したりした場合、支援者に返金する保険サービスが登場。
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」は2月17日、東京海上日動火災保険と連携し、プロジェクトの支援者向けに「クラウドファンディング保険」の提供を始めた。資金を募ったプロジェクトの実行者が横領したり、倒産したりした場合、最大80%まで支援金を返金してもらえる。保険加入に特別な費用はかからない。
資金調達に成功したプロジェクトの支援者が対象。募集終了から1年以内に返礼品が支援者に届かない場合、CAMPFIREがプロジェクトの実行者に連絡を取るなど実態を調査。横領や倒産などが認められると、東京海上日動が保険契約者であるCAMPFIREを通じ、支援者に保険金を支払う仕組みだ。
実行者が返礼品を生産できなくなる事態を恐れたり、支援者が返礼品が届かない可能性を不安に思ったりするのを解消する狙い。「『不安』を克服するために、 プラットフォームとしてできることを考えた」(同社)としている。
関連記事
- 「ネット炎上対策パッケージ」損保ジャパンなど提供 炎上の監視や対策、費用補償をセットに
ネット炎上監視と炎上時の緊急対応、対応費用の補償をセットにした「ネット炎上対策パッケージ」を損保ジャパン日本興亜など3社が提供へ。 - 月700円で年間10万円まで補償「モバイル保険」 スマホやノートPCなど最大3台
月額700円でスマートフォンやタブレット最大3台の修理費用を年間10万円まで補償する「モバイル保険」が提供開始する。 - ライフネット生命、同性パートナーを死亡保険金受取人に指定可能に
ライフネット生命は、死亡保険金受取人として同性パートナーも指定可能にする。 - モバイル決済「LINE Pay」、不正利用の損害を補償 損保ジャパン日本興亜が提供
「LINE Pay」に、第三者による不正利用によって被った損害を補償する制度が導入された。損害保険ジャパン日本興亜が補償を提供。全ユーザーが利用できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.