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「フグ+カニ+タコ」関門海峡の大怪獣ムービー “シンゴジ”の白組らが制作
“フグ、カニ、タコからなる怪獣”が登場するユニークなパニック映画風のPRムービー。エキストラは300人以上。「フグ・カニ・タコ 決戦!関門の大怪獣」。
福岡県北九州市と山口県下関市は3月27日、関門海峡を題材にした観光誘致コンテンツ「COME ON!関門!〜海峡怪獣〜」をWebで公開した。怪獣が登場する“パニック映画風”な動画で、CG制作スタッフには映画『シン・ゴジラ』の白組らが制作に加わった。
劇中に登場する「海峡怪獣カイセンドン」は“北九州市・下関市の名産であるフグ、カニ、タコからなる怪獣”という設定。海の中から怪獣が突如出現し、逃げ惑う市民。その結末は、関門海峡ならではの──という内容だ。
北九州市と下関市のエキストラが300人以上出演。喋る言葉は全て英語で、日本語の字幕入りとなっている。北九州市によると、コンテンツ制作の目的は関門海峡や周辺観光地の情報発信で、台湾や韓国を中心に近年増加する外国人観光客にインパクトあるコンテンツでアピールする狙いがあったという。
コンテンツの企画と監督は、2013年に東京五輪誘致などを手掛けた映像クリエイターの江口カンさんが担当した。
関門海峡は北九州市と下関市を間に挟む海峡。国土交通省によれば、S字型に湾曲した細長い地形から複雑で急な潮の満ち引きが特徴。年間約5万隻の船が通航しているという。
関門PRムービー「 COME ON!関門!」
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