「Galaxy S8/S8+」を大画面につなげてPC代わりに使える「Samsung DeX」
Samsungが、新Galaxy端末をHDMIでディスプレイにつなぎ、Bluetoothキーボード+マウスとも接続してデスクトップPCのように使えるようにする「Samsung DeX」のステーションを4月21日に発売する。まずはMicrosoft OfficeやAdobeのアプリのモバイル版が対応した。
韓国Samsung Electronicsは3月28日(現地時間)、ニューヨークで開催した発表イベントで、新フラッグシップ端末「Galaxy S8/S8+」をディスプレイとキーボード、マウスと接続してデスクトップPCのように使えるようにする「Samsung DeX」を発表した。Galaxy S8/S8+と同じ4月21日に発売の予定だ。
ディスプレイとHDMIで接続した「DeX Station」にGalaxy S8/S8+を置き、DeX Stationのスイッチを押すと使える。キーボードとマウスはBluetoothで接続する。
DeX Stationはイーサネット、HDMI、USB 2.0、USB Type Cのポートを各1つずつと、冷却ファンを備える。端末の充電器としての機能も備える。重さは230グラム。
MicrosoftとAdobe Systemsとの提携により、Android版のOfficeやAcrobat Reader、Lightroomなどをキーボードとマウスで操作できる。Citrix、VMware、Amazon Web Services(AWS)を含むパートナー企業の仮想デスクトップもサポートするので、Windowsのアプリも使える。
DeX Stationにセットしたまま電話やメッセージングもできる。ディスプレイに着信が表示される。
価格はまだ発表されていない。地域によってはGalaxy S8/S8+とのバンドル版も販売する計画という。
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