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SnapchatにリアカメラでもARエフェクトを追加できる「World Lenses」追加
Facebookの「AR Studio」発表に対抗するかのように、Snapが新AR機能「World Lenses」を発表した。Snapchatの動画に3Dの虹や花を追加できる。
米Snapは4月18日(現地時間)、Snapchatの新機能「World Lenses」を発表した。iOSおよびAndroid版アプリの最新版で利用できる。
Snapchatで人気の、顔の動きに合わせて動くARマスクなどのエフェクト「Lenses」のリアカメラ(背面カメラ)版というところだ。
リアカメラでの撮影で、画面をタップするとレンズ(エフェクト)が表示される。いずれかを選ぶと動画に追加できる。レンズの大きさや置く位置は指で調整できる。
まずは雲、虹、次々に咲く花、OMG(Oh My God)などの3D文字が選べる。「Lenses」と同様に、今後選べるレンズは増えていく見込みだ。
追加したレンズは、カメラが寄れば大きくなるし、角度を変えると立体のように見え方が変わる。
Snapchatの機能を次々と取り込んでいる米Facebookは同日、開発者会議でSnapchatのLensesのようなARエフェクトをサードパーティー開発者が作れるプラットフォーム「Camera Effects Platform」を発表した。
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