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福岡市、LINE公式アカウント開設 「ごみの日」「PM2.5予測」など通知
福岡市が公式LINEアカウントを開設し、「防災情報」「ごみの日通知」など市民向けに情報発信。
LINEは4月25日、メッセンジャーアプリ「LINE」で福岡市の公式LINEアカウント(LINE ID:@fukuokacity)を開設したと発表した。災害時の避難勧告、PM2.5の基準超過予測などの「防災情報」や、居住区ごとに種類別のごみ収集日を知らせる「ごみの日通知」など、市民の生活に密着した情報を発信するという。
使い方は、まず福岡市の公式アカウントを「友だち」に登録。トーク画面下部の「使い方/設定」から、「防災」「ごみの日」「子育て」など受け取りたい情報のジャンルを選ぶ仕組みだ。ユーザーが住んでいる地域や子どもの年齢などを設定することで、必要な情報だけを受信できるという。
PM2.5に関する情報配信は、これまで別のLINEアカウント「福岡市広報戦略室」で行ってきたが、25日をもって配信を終了し、新アカウントに引き継ぐ。
新アカウントの開設に伴い、「友だち」に追加したユーザーに「福岡市×LINE FRIENDS」スタンプをプレゼントする。LINEキャラクターが福岡の特産品や文化、歴史を博多弁でアピールする内容だ。ダウンロード期間は7月23日まで(ダウンロードから180日間利用できる)。
福岡市とLINEは昨年10月、LINEを行政情報配信サービスに生かす協定を締結。今後もLINEは「CLOSING THE DISTANCE」をスローガンに、地方自治体と住民が距離を縮められるよう、連携・支援を行うとしている。
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