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キリン、LINEでポイントがためられる自販機 東京・大阪で今春から

LINEのビーコンに対応し、専用アプリをインストールする手間を省く。

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「Tappiness」に対応する自動販売機

 飲料自動販売機を手掛けるキリンビバレッジバリューベンダー(以下、KBV)とLINEは1月19日、自動販売機とコミュニケーションアプリ「LINE」を連携し、商品を購入するとポイントがたまるサービス「Tappiness」(タピネス)を今春から東京と大阪で提供開始すると発表した。ポイントをためる専用アプリをインストールする手間を省くことで、利便性と利用頻度の向上を狙う。

 対象に近づくだけで情報を受け取れるビーコン技術を利用したサービス「LINE Beacon」を活用。自動販売機にビーコン端末を設置することで、ユーザーは飲料の購入ごとにLINEアプリを通じてポイントをためられる。ポイントを一定以上ためると、好きな飲料と交換できるという。今夏以降、全国主要都市にも対応自販機を順次展開する。

 KBVはこれまでにも、LINEのビジネス向けソリューションを活用した自撮り機能付きのデジタルサイネージ自動販売機「VENDORPHOTO」(ベンダーフォト)などを展開。今後もLINEの特長を生かした新サービスを予定しているという。

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