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浮遊する球体ドローンディスプレイ どんな風に見える?(動画あり):ニコニコ超会議2017
NTTドコモが、世界初の球体ドローンディスプレイをニコニコ超会議2017で披露した。
NTTドコモは、映像が空中を浮かんでいるように見える世界初(同社)のドローン型ディスプレイを「ニコニコ超会議2017」(4月29〜30日、千葉・幕張メッセ)に出展した。コンサートやライブなど、イベント会場向けの映像表現ソリューションとして2018年度の商用化を目指す。
「浮遊球体ドローンディスプレイ」は、全方位に映像を表示しながら飛行できるドローン型ディスプレイ。LEDが搭載された環状のフレームを高速回転させ、光の残像で映像を表示する。従来はドローンの周りにディスプレイを配置すると「プロペラによる空気の流れを妨げる」「重量が増加する」といった課題があり、球形ディスプレイを実現することが難しかったという。
光の残像を利用するディスプレイ方法によって、空中での球形ディスプレイを実現。ライブ会場を飛び回って広告を表示するような商用利用を見込んでいる(同社)という。浮遊球体ドローンディスプレイの直径は約88センチ、重さは3.4キロ。
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