米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事は5月10日(現地時間)、州内の公道での自動運転テストを受け入れると発表した。
同日から企業は指定のフォーマットで申し込める。テスト期間は2018年4月1日まで。
テスト車両は500万ドルの保険を掛けること、必ずドライバーが乗ること、などの条件が設けられている。州内でテストが可能だが、工事地域とスクールゾーンは走れない。
GoogleからスピンオフしたWaymo、Uber、Tesla、AppleなどのIT企業や自動車メーカーのテスト車両をニューヨークで見られるかもしれない。
米国では、アリゾナ州、カリフォルニア州、フロリダ州、ミシガン州、ネバダ州、テネシー州、ワシントンD.C.などが、既に自動運転車の公道テストを認めている(基準や規則は州によって異なる)。
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