東芝は5月15日、2016年度の通期決算(2016年4月1日〜2017年3月31日)の見通しを発表した。米Westinghouse(WEC)グループを「非継続事業」として区分した場合の連結純損益は9500億円の赤字となる。確定決算の発表は、監査手続きの未了などが原因で見送りとなった。
本件について、同社は15日14時から報道関係者・アナリスト向けの説明会を行う。説明会には、同社の綱川智社長と平田政善専務が出席する予定だ。
関連記事
- 東芝四半期決算の「結論の不表明」 一体何がマズいの?
東芝が約2カ月遅れで発表した2016年4〜12月期決算。同決算に対し、独立監査人は「結論の不表明」を行った。結論を表明しないことの、一体何が問題なのだろうか? - 東芝、2カ月遅れで決算発表 監査法人は「結論不表明」
東芝が、2度の延期を経てようやく16年度第3四半期連結決算を発表した。ただし、監査法人によるレビューは「結論不表明」という異例の事態となっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.