LINEは6月14日、ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」を通じ、最高で1カ月当たり100万円分以上に相当するポイントを稼いだ配信者がいることを明らかにした。今後は「日本最大級のライブ配信プラットフォーム」を目指すとしており、配信者が得られるポイントを3倍以上に増やす取り組みをこのほど、期間限定で始めた。
LINE LIVEは、芸能人など著名人に加え、一般ユーザーもライブ動画を配信できるサービス。LINEスタンプやフィルターで映像にエフェクトをかけ、顔などを“盛った”映像で配信することも可能だ。
配信者は、視聴者から贈られる有償の「ギフトアイテム」や視聴者数、コメント・ハート数などに応じて算出された「配信スコア」を元に、ボーナスとして「LINEポイント」がもらえる。
LINEポイントは、1ポイント=1円としてLINEのスタンプ購入や、「LINE Pay」へのチャージに使えるほか、規定のレートでPontaポイントやAmazonギフト券などに交換も可能。LINE LIVEではこれまで最高で、1人の配信者につき1カ月で118万3917ポイント、1日当たり最高4万2271ポイントのボーナスを贈ったという。
月平均では1人当たり1929ポイントを獲得しており、「誰でもポイントを獲得しやすいプラットフォームになりつつある」とアピール。「獲得したポイントを活用してスタンプを購入した人から、結婚式を実現させた人や世界一周旅行に近づけた人もいる」としている。
6月9日から、ライブ配信者向けの取り組み強化の一環として、ボーナスのLINEポイントを通常の3倍以上に増やす。ポイントは、月曜日から日曜日までの獲得分が、翌週金曜日に付与される。取り組みの終了時期は未定としている。
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