プラレール史上初、「ホームドア」設置駅登場 AR機能も
プラレールシリーズ58年の歴史で初めて、ホームドアを設置した駅が登場。全国の駅のホームドア設置率が年々上昇し、注目が高まっていることを受けて初採用した。
タカラトミーは6月26日、プラレールシリーズ58年の歴史で初めて、ホームドアを設置した大型駅「今日からぼくが駅長さん!ガチャッと!アクションステーション」(税別7500円)を7月13日に発売すると発表した。全国の駅のホームドア設置率が年々上昇し、注目が高まっていることを受けて初採用した。スマートフォンと連動するAR機能も備えた。
都会の大型駅をイメージし、1〜3番線と駅前ロータリーを搭載。プラレールシリーズのレールや車両と組み合わせて遊べる。駅前ロータリーでミニカー「トミカ」で遊ぶことも可能だ。
1番線のホームドアは本物と同様、停車・発車に合わせて自動で開閉する特許出願中の仕組みを採用。開閉時にはサウンドも連動し、効果音が流れる。3番線のホームドアは手動で開閉できる。
駅に到着した車両の停車・発車をレバー操作で自由にコントロール可能。レバーを引くと電車の加速音が発生し、運転士の気分が味わえる。
発車メロディやサウンドなど40種類の音声を収録。「ピローン ピローン」というドアの開閉音や発車メロディ、「まもなく3番線に新幹線がまいります」「在来線をご利用の方は、1・2番線ホームへお乗り換えください」などのアナウンスで、ボタンで再生できるほか、停車・発車・通過などの電車の動きとも連動する。
スマートフォンアプリと連動したAR機能を備えた。駅のホームやバス停に専用アプリをかざすと、乗客のキャラ「プラキッズ」がアプリ上に登場。プラレールの駅の中をプラキッズが行き交い、タッチするとさまざまなセリフを表示する。アプリ上でユーザーの顔写真を撮影すると、その顔をしたプラキッズが出現。まるで自分がプラレールの世界の一員になったような体験ができる。駅の3Dモデルをアプリ内にあらかじめ組み込み、登場人物の表示位置を制御する特許出願中の新技術を採用したという。
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